「海と空と、みかん」が
うまれるまで
BIRTH STORY

みかんに込めた想い

THOUGHTS ON
MANDARIN ORANGES.

自然と人が育む、幸せの環。
豊かな海と、潮風めぐる空。
真っすぐであたたかな人の手と知恵。
私たちのみかんを育む、いのちの源。
一度食べたら、また食べたくなる。
大切な人と分かち合いたくなる。
笑顔がこぼれ、心がつながり、
幸せの環が広がりますように。

みかんに込めた想い みかんに込めた想い

唐津・浜玉の、
海と空から。

FROM THE SEA & SKY
OF HAMATAMA, KARATSU.

九州・佐賀県唐津市の北東端 に位置し、日本海と山々に囲まれた浜玉町。
かつては海の底だった地面には、ミネラルがたっぷり。
海からの湿気を含んだ空気は雨となり、川となって水の恵みをもたらします。
広い空の下には心地よい潮風が吹きぬける。
そんなまちで私たちのみかんは生まれています。

今では国内有数のみかん産地となった唐津ですが、日照時間が比較的少なかったり、水はけが良くないといった理由から、以前はみかん栽培に向かないと言われていました。
そんな悪条件を払拭し、この土地ならではの自然の恵みを生かしておいしいものをつくろうと始まったのが、ハウスみかん栽培です。

同じ浜玉町の中でも、場所によって土や水の質、日の当たり方が異なります。
そのため、私たちはそれぞれの農地に合わせて水をやるタイミングから肥料の配合、剪定の仕方まで、育成方法を少しずつ変えています。
一大産地の誇りと「皆さんにおいしいみかんを届けたい」という真っすぐな思いで、妥協せず切磋琢磨を続ける人たちが、この浜玉で昔からずっと汗を流してきたのです。

唐津・浜玉の、海と空から。 唐津・浜玉の、海と空から。

味が濃く、
うまみあふれる
みかんのために。

TO PRODUCE FLAVORFUL,
UMAMI-FILLED ORANGES.

大場農園のみかんづくりの一年は、10月に始まります。ハウスをビニールで覆い内部を温めていくとやがて出芽し、 11月には白くてかわいらしい花が咲きます。
さて、ここが大事な時期。ハウスみかんの「味」には、特に開花前後の温度管理が大きく影響するのです。
ビニールを開けたり閉めたり、太陽光や海風を取り込んだりして、ハウス内の温度を0.5℃単位で調整。この作業に、春までの間ずっと神経をとがらせ続けます。

春から夏にかけて収穫を終えたら、ビニールを一度はがして出芽の調整を行います。
みかんの出芽は収穫量が多くなる回と少なくなる回が交互に来るのですが、このタイミングでわざと一度芽吹かせることで「少ない回」を終わらせてしまうんです。そうするとまた次の一年にはたくさんの実をつけてくれるというわけです。

私たちが大事にしているのは、ただ甘いだけでなく、味が濃くてうまみあふれるみかんをつくること。
そのためにさまざまな工夫を凝らしています。
使っている肥料は、植物由来や魚由来など有機質のもの。
うまみを逃がさない硬くてしっかりした外皮を形成するため、カルシウムをたっぷり与えます。
さらに肥料や水の量を細かく調整し、食感の良い薄くて柔らかい内皮をつくりだす。
ここまで徹底しているからこそ、大場農園のみかんはハズレがなく、どれをとっても本当においしいのです。

味が濃く、うまみあふれるみかんのために。

いのちを
育む環境を
大切にしたい。

WE WANT TO TAKE CARE
OF THE ENVIRONMENT THAT
NURTURES LIFE.

従来、ビニールハウスを加温する燃料には重油を用いるのが一般的でしたが、
私たちは近年ガスや電気を使った農業用の大きなエアコンの導入を進めています。
きっかけは重油価格の高騰でしたが、理由はそれだけではありません。
ハウス農業の問題点は、エネルギーを大量に消費することです。
簡単に言うと、エコじゃないんですね。
だけど、みかんをつくり続けるにはどうしてもハウス内の加温が必要不可欠です。
それならば、せめて少しでも環境に配慮した方法を選択しようという考えで、
私たちはCO2の排出量を削減できる設備にシフトしています。

「今」「自分たちが」みかんをつくれればいいのではなく「将来にわたって」「次の世代にも」ずっと良い環境を残せるようなやり方で農業をしていきたい。
地球環境が刻々と変化していく中、農作物がこれまで通り採れなくなる時がいつか来るかもしれません。
それでもハウス栽培という技術があれば、どんな状況であってもみかんを健やかに育て、皆さんに届けることができます。
大場農園はこれからも最新設備の導入や新たな技術の習得など、たゆまぬ挑戦を続けていきます。

いのちを育む環境を大切にしたい。
いのちを育む環境を大切にしたい。

幸せの環が
広がっていくように。

MAY THE CIRCLE OF
HAPPINESS SPREAD.

お客さまからこんな言葉が届きました。
「このみかんのおかげで、嫌なことがさっぱりするくらい幸せな気分になりました。ありがとうございます。本当においしいです」。
一度食べたらまた食べたくなる、そのおいしさを大切な人と分かち合いたくなる、そんなみかんを私たちはつくり続けていきたい。
私たちが嬉しいのは、みかんを手にしたお客さまが喜んでくれること、そしてその喜びがお客さまの周りにも伝播していくことなのです。
昔ながらの「こたつでみかん」という文化は薄れつつあるのかもしれませんが、あたたかな団らんの側に大場農園のみかんがあり「おいしいね」と笑い合うことで
人と人の心がつながって、みかんのようにまあるい幸せの環が広がっていくのなら、それほど嬉しいことはありません。

幸せの環が広がっていくように。 幸せの環が広がっていくように。

ブランドに込めた想い

THOUGHTS BEHIND THE BRAND

大場農園は、大場農園が生産するみかんに
オリジナルブランド
「海と空と、みかん」と名づけました。
唐津の豊かな自然の恵みに感謝し、
その恵みをハウスでさらに増幅して、
どこにも負けない美味しいみかんを育てる。
みかんを通して、幸せの環を届ける。
それが、大場農園の使命です。
海の波であり、木の幹の流れでもあり、
葉脈でもあり、
みかんのさじょうのようにも見えるパターンは、
自然のエネルギーとみかんの生命力の象徴。
そして、海と空の青色とみかんの橙色が
合わさると、青々としげる
みかんの葉の色になります。
私たちがこの地で日々ふれている、
自然の中に溢れるゆらぎや色を、
「海と空と、みかん」のロゴに閉じ込めて、
私たちの想いとともにみかんをお届けします。

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「ハウスみかん」はみかん全体のたった2.5%の、流通量の少ない、希少な柑橘です。
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