温州みかんより全体的に少し大きく、濃橙色の果皮が美しい、麗紅（れいこう）
食欲をそそる、見た目の麗しさと、あまり酸味が強くない安定して甘く果汁たっぷりの味が魅力的。
収穫後の果実の痛みも発生しにくく、衝撃にも強い。
まさに剛健華美な果実です。
大場農園の麗紅はすべてハウス育ち。
ビニールハウスの中で、果実やみかんの木の状態をよーく観察しながら、果実のおいしさのポテンシャルを最大限引き出せるように、細かく温度や湿度を調整して、水やりのタイミングも見極めて栽培しています。
たわわに実った果実が、地面につくことがないように、一つ一つの果実に日光がしっかり届くように、大場農園ではみかんの木の枝をビニールハウスの骨組みから引っ張って、支えています。木が蓄えた養分を、枝を通って果実においしさとして届けるために、木の枝の角度も重要。毎年結び直すこの紐作業は大変ですが、おいしさを引き出すための大事なことなので、丁寧に手をかけていきます。
麗紅が旬を迎える2月頃には、大場農園では不知火・あすみも食べごろを迎えます。3種類の果実でジュースやジャムを作り比べてみたところ、麗紅がいちばん。そのまま食べても美味しい麗紅ですが、果汁を絞ってジュースにしても、そのジュースを煮詰めてジャムにしても、おいしく楽しめる、万能な果実です。
「ハウスみかん」はみかん全体のたった2.5％の、流通量の少ない、希少な柑橘です。
みかんの旬の情報をチェックいただくと、いちばん美味しい瞬間を逃さずにお求めいただけます。
